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メンターに文句を言うために電話した。

まだまだインターンの後遺症が抜けず、ふとした瞬間にフラッシュバックして何も手につかなくなることが多々ある。

今日も、『リクルートのDNA』という本を読んでいたんだけど、その中に「成功する起業家の条件」ってのがあって、その中の一つに

“企業は人なり”と言う。優れた経営者の条件は、構成メンバーの人物を良く知り、誰にどの仕事をどのレベルまで要求するかである。
自分と同じことをするようにメンバーに求める人がいる。考え方を同じにすることはできるが、起業家と同じことはできない。出来る人がいればその人は新たな企業家になる。


こんな文があって。



自分は班のリーダーを務め、それなりに引っ張っていかなければならないという自負もあった。
ここからかなり上から目線の調子乗った文になるけどご容赦願いたい。












意識のレベルだけじゃなくて、やることも全部同じレベルを要求してたのだろうか。

確かに、最初の頃はメンバー内の意識のレベルにもかなり差があった。

それが段々埋まってきて、最後はかなりいい感じに作業ができた。

けれども合わせる段階になって理想とするものに到達できてないことにイラッとしたり、それ以前にマナーの面でどうなのと思うようなこともあった。





他人が自分の思い通りになるはずなんてない。

そんな当たり前の事を、無我夢中になりすぎて置き去りにしてた。

他人に対して期待はしない。それが大事なことであればあるほど。

そういう信条をもってきたが、イラッときてるってことは感情はその言葉に従ってないってことだ。

まだまだだなぁ・・・






あんなやり方でよかったのか?

本当にみんなのためになったのか?


そうやって自問していたら、ジョブが終わってからずっともやっとしていたものが急に輪郭を成した。













ジョブの最後の最後。

振り返りのスピーチ。

メンバーがしどろもどろになりながらもスピーチをして、最後の最後で司会のKさんが「ありがとうございました」と遮って落とした。

その前にも他の班のときにそれやってて天丼だし、タイミングもばっちりでジョブ全体としてはいい締まりだったと思う。

でも、それで遮られたほうはどうなる?

そんなことを考えていたら、無性に腹が立って直接言わないと気が済まなくて。

電話。僕の直属のメンターがKさんだったので。














確かに、プレゼンでうちの班は笑いに走った。

前日の16時に新しい案を生み出し、それを必死にブラッシュアップしたけど、どう考えても時間が足りなすぎる。

他の班のよいプレゼンを聞き、完敗を確信した。

普通にプレゼンしたって、勝てるわけがない。

大体が、聞いてくれる側に失礼。こんなプレゼン。

中身がないのなら、せめて楽しませるぐらいしなきゃ。

負けを認めたくなくて(笑)、逃げた形にはなったけれど、みんな笑ってくれたし、質疑応答までその姿勢は貫き通した。

それで批判されるなら全部受け止める。

それがリーダーである自分の責任。

メンバーに罪はない。

笑いに関して言えば、やりきった!という思いはあるが、やっぱり虚しさは残った。







しかしそれは、自分から進んでやったこと。

主体的に僕はそれを選んだのだ。






翻って、最後のまとめスピーチ。

毎回プレゼンするのはほとんど僕で、みんなの出番が少なかった。

しかも最後あんな小手先の技術に頼ったプレゼンになってしまい。

せっかく前にでて話が出来るチャンスなんだから、僕以外のメンバーに最後のスピーチはやって欲しいと思った。



ただ単に、前で喋るだけじゃないか。

そんなところに何の意味を見い出す?

そんな風に、考えることも出来る。

しかし。

そこに意味を見い出すこと。

見過ごすことも可能なものを「機会」と捉え、フィードバックを受ける材料にする。

人前に出て話すことは滅多に出来る経験ではないし、自分の想いを人に伝えるコトだって難しい。

そういう経験が出来るありがたい機会なのだと捉えること。

それこそ、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という昔の社訓そのままである。

そうやって日々問題意識をもつこと、自分の頭でしっかり考えて判断することを学ぶというのがこの3週間のジョブで感じるべきことではなかったのか。




だから、最後のスピーチの機会を僕は譲った。

それは強制的に誰かを指名するのではなく、立候補を求めた。

自ら機会を創出してもらうために。



前に出て、頭真っ白になってるのはわかったけど、最後までやり遂げて欲しかった。

正直、横で聞きながら、「がんばれ」って思う気持ちと、途中で前でて「ありがとうございました」って言って笑いを取ってしまおうかという誘惑が葛藤してた。

僕がそんなことを考えるんだから、司会のKさんもそのタイミングを窺ってたに決まってる。

そんなのは肌でビシビシ感じてた。

そして最高のタイミングで落とされた。

うん、完璧なタイミング。

僕が司会をしててもああしただろうと思う。

爆笑に包まれて、最高の形でフィナーレを迎えた。





















でも、席についてからなんて声かけたらいいかわからなかった。

よくがんばった、とは言ったけれど、あんな状態じゃ気休めにしかとってもらえないんじゃ?



失敗は成功の元である。

しかし、全力でやり切らなければ成功の元にはならない。

だって、余力を使い切ればうまくいくかも、って思えるじゃない。

横槍を入れられてしまった時点で、最後までやりきって自分の力が及ばなかったのか本当はやれたのに遮られてしまったのかどうかわからない。





本当に必要なフィードバックが得られない!



それに、本人が傷つくんじゃないか?

「笑わせる」のと「笑いものにされる」のは、オーディエンスからすれば同じことだけどサプライヤーにしてみれば天と地ほどの差がある。



本当ならば、その瞬間に「待ってください!そこでその笑いはいりません!最後まで本人の言葉で喋らせてやってください!」って僕が割って入るべきだった。

けど現場でそんな頭が回転するわけもなく。だいたいが自分で笑い取ってやろうかとまで思ってたわけだし(笑)

情けないねぇもう。アドリブきかないんだから。










そんなことを電話で伝えた。

謝ってもらいたいなんて全く思ってないし、ただ単にこう思ったってことを伝えたかっただけ。

そりゃまぁ時間だって押してたしこの意見が100%正しいなんて思ってない。

大人の事情ってのもあるもんだ。



でも、このジョブで何を学ぶべきなのかということを考えた時に、自分の訴えたことが本質に乗っかっているということに関しては自信がある。

だから生意気にも電話で吹っ掛けたわけだし。

ま、言ってすっきりしたかったってのもあるけどね(笑)





このジョブで、考えるということがいかに大変で大切で苦しくて楽しいのかということをイヤというほど知った。

参加してよかった。全てに感謝。ありがとう。

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| | 01:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ブログに書いていたのね。
初めて読ませていただきました。

Mくんの文章を読んでいて、あぁ、馬鹿やってるだけじゃなくて、やっぱりちゃんとリーダーとして色々考えてたんだなぁと少し驚き、感動しました。

あの瞬間を見ていたからこそ、Mくんの考えていたことを重ね合わせて思い出しました。

コニタンは悪くないのもわかる。
でも…っていうね。

素敵なリーダーです。
あたしももっと何かできたんじゃないかって反省しました。

今は仙台なんだよね?
またぜひ東京にきた際には遊んでください!

Mくんしかあたしをアゲアゲしてくれないので、そういうの求めてますw

| アンナ | 2007/03/25 14:31 | URL | ≫ EDIT

>アンナ氏
一応ね、リーダーだったからね(笑)
自分が突っ走りすぎてるのはずっとどうにかしなきゃって思ってたんだけど、なかなかうまくいかなくてね・・・
反省材料っすね。そこも。


4月5月はけっこう東京いくさぁ。僕の就活は長期戦になりそうな予感がビシビシしてるので(笑)
効果的にアゲアゲするにはどうしたらいいか市場調査しとくわ(笑)

| ひろし@管理人 | 2007/03/25 15:04 | URL | ≫ EDIT















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