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狂であれ

吉田松陰は、狂という字を愛した。
実際、狂人であった。
その思想を維持するために。
自分の正しいと思うことを貫き通すために。

高杉晋作も、狂人であった。
その行動が。
“動けば雷電の如く発すれば風雨の如し”

二人の狂人が、藩を動かし世界を変えようとした。
そして後に藩が狂い狂人を超える。歴史が動く。



狂うってのは、言い換えるとマーケティングである。
ドラッカーが言ってた。
“イノベーションとマーケティングのみがプロフィットセンターである”と。
市場の創造。
広義に、曖昧に捕らえればそれは
「人が何か新しく行動をするための場とそのトリガーの創造」となる。
自分の信じるその場を産み出すために狂ったように突き進む。
何もお金だけの話じゃない。



その狂気は、多分に感情的な要素を含む定性的な周旋であり、
プロダクトアウトがマーケットインにころりと変わる力を持つ。
変わる瞬間革命が始まる。
必要なのは時勢を読む力とタイミング。




長州が藩をあげて狂気を帯びたのはなぜか。

・吉田松陰のその狂気を受け継いだ松下村塾の門下生が公家工作を行い、時勢を動かすキッカケを作った
・藩主が“そうせい侯”とあだ名されるほど、志士は好きなように動けた
・久坂玄瑞らが外国船にぶっ放した ←ここら辺で藩ごと狂い出す
・アメリカやフランスの軍艦にボコボコにされる
・薩摩に仕組まれて朝敵にされる

といった状況で四面楚歌に陥り、最も勤皇であるのに皮肉なことに孝明天皇には疎んじられ
その愛を受け入れられないがためにもだえ苦しむエネルギーが重なり狂った。
昨日まで時勢に乗っていたはずなのにその凋落は甚だ激しい。












翻って今の状況はどうか。

時代の寵児とまで呼ばれたベンチャーの雄が一転して倒産し
社長は変わるしリストラもあったし
いい感じに四面楚歌である。

個人レベルで言えば、妙に権限が与えられている。
与えられてるわけじゃないが、やっても許される環境。別名放置ともいう。
新潟でのルールの草案作りをなぜかやっている。
こんなぺーぺーがやってていいのか疑問だがそういう会社だ。基本誰も何もしてくれない。

今までは自分が頑張れば大概何とかなってきたが
今回はなんとかならない。
その上ちとグレーなところを狙っていかないといけない。政治力が試される。
狂だ。狂であらねばならぬ。

維新と違うのは、忠や義といった思想の部分が薄いこと。大事なトリガーの部分。
現代では損得を超えて命を張れるような人はほとんどいない。
その代わりになるのが利益を追求するための定量的なデータであり、まさに損得。
使える武器は昔に比べてずっと多いのだ。
そして、薄いと思いつつもやっぱり一番大事なのは信頼。
なんだかんだで人は人によって動かされる。

正直僕もそこまで会社に忠義を感じているわけではないが
クビ切られなかったのもきっと運命。
もうちょっと頑張れってこった。
そこに山があるなら登るっきゃない。



おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなすものは こころなりけり

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